いわゆる「センス」を磨くということになるのだが、そんな手段がはたしてあるのだろうか。色彩やデッサンの勉強は確かにできるし、勉強する中で「ああ、そういうことか」と一人納得することもある。しかし、自分の体験から言えば、その勉強を繰り返すことで、「センス」が良くなったように感じたことは一度も無い。なんだか元も子もない話になっちゃうのだが、そう思わざるを得ない。「センス」を良くしようとしてやっているわけではないが、自分の中で、「センス」が磨かれると感じられるのは、何に対しても、注意深く見ること、聴くこと、感じること、考えること。