解決に向かう方向は二つ。一つは根本的に音の発生を抑えること。可能な限り不快な音が少ない機器を選択すること。情けないかな国産メーカーは言い訳ばかりしてなかなかそこに目をつけてくれないが、それならそんな機器は使わないだけなんだけどな。この機器の選択は意外と難しく、医療機器であるがゆえに貸し出してもらって試すということがほとんどできない。愚痴ばかり言っても仕方ないので頑張るだけだけど。もう一つの方向は、他の音でできるだけカバーしてやるということ。姑息的手段かもしれないが、これは非常に重要だと考える。当然だが静かな治療もあるわけで、おまけに歯科医療においては患者さんは目を閉じてることが多く、そうなればいやがおうにも聞こえるものに敏感になってしまう。簡単に言えばBGMに気を使いたいということだが、そういうこともあって、うちの診療所ではBGMの音量が少しばかり大きく設定している。流す音楽も、どこかに丸投げではなく、自分で慎重に選択している。私が医療以外で患者さんにしてあげることができる大きな要素の一つだと考えている。